株式会社オカムラ様
クライアント5,000台への社内ヘルプデスク業務で活用
資産規模 | 5,000資産 |
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機能 | 資産管理、インベントリ、ソフトウェア配布、セキュリティ管理、SPC、リモートコントロール、ソフトウェア辞書 |
ユーザープロフィール


オフィス家具業界トップクラスのリーディングカンパニーであるオカムラ。
1945年創業 東証一部上場企業 資本金18,670百万円
従業員数2,866名全国に92の支店を持つ(2015年3月現在)
家具・産業用機器等の製造を主な業務としており、特にオフィス向け家具業界で高いシェアを持つ。
情報システム部 システム技術担当
左:課長 上杉 英之氏
右:デスクトップグループ 太田 悠樹氏
ITAMで全社5,000台のクライアント端末を管理。主にリモートコントロール機能を使った社内ヘルプデスク業務で活用中。資産管理、リモートコントロール、ソフトウェア資産管理を1つの製品で対応可能な点からITAMを選択。将来的にはソフトウェア資産管理の管理レベル向上や実務に沿った配布機能の利用も視野に、ITAMの更なる活用も検討中。
導入前の課題 | 課題の解決 |
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IT資産管理ツールとは別にリモートコントロール製品を利用していたため、維持管理コストに不満があった。 | リモートコントロール機能を含んだIT資産管理ツールを採用したことにより、コストの削減を実現した。 |
ライセンス管理を部門担当者が手作業で実施していて工数がかかるため、システムを活用した質の高い仕組みを整えたいと考えていた。 | ソフトウェア資産管理機能を活用した自動化による作業工数削減の仕組みが整備できた。 |
社内5,000台へのヘルプデスク業務に必須のリモートコントロールツールの見直しをきっかけに、ソフトウェア資産管理も実施できるITAMを選択
-ITAM導入前の課題
「情報システム部は社内エンドユーザーからの問い合わせや障害対応など、ヘルプデスク業務全般を受けています。」と情報システム部システム技術担当デスクトップグループの太田氏は語る。
ITAMを導入する以前は、IT資産管理ツールとは別にリモートコントロールツールを利用しており、費用が高額だったため、コスト削減を目的とした見直しがITAM導入のきっかけの1つという。
オカムラではエンドユーザーの問い合わせを直接情報システム部が受け付ける仕組みが整っている。
社内ポータルを開設し、よくある質問はFAQに掲載しているが、エンドユーザーからは電話による問い合わせが圧倒的に多いのが実情だ。
そのため、電話口で解決できなければリモートコントロール機能を使って直接画面を見ながら一緒に操作をするという流れをとっており、リモートコントロールツールはヘルプデスク業務に欠かせない。
主にヘルプデスク担当(3名)と各業務アプリ開発担当(約30名)がITAMのリモートコントロールを利用している。
「ITAM導入後は、拠点担当者を含めると合計100名がリモートコントロールできる環境を整備することができました。また、1コンソールで複数台のPCに同時接続してリモートコントロールできるようになり、ヘルプデスク業務が今までよりも円滑に行えるようになりました。」と語る太田氏。
また、「ライセンスの管理はしているものの、担当者のやり方に依存せずに自動化による作業工数を削減できる仕組みを構築したいという希望も持っていたため、ソフトウェア資産管理機能もツール選定のポイントに加えました。」と太田氏は言う。
オカムラが持つこの2つの課題に対し、1つの製品で対応が可能という点がITAM導入の決め手となった。
「営業やサポートの体制は大変重要だと考えており、コアのきめ細やかな対応を評価しています。」-上杉氏
-ITAM導入全般に関する評価
「システムは導入する期間よりも、導入後の運用期間のほうがうんと長いですよね。」という話をしてくださったのは、情報システム部システム技術担当デスクトップグループの上杉氏。
「プロジェクト開始後に発生した計画変更に対し、営業・技術担当ともに誠実に対応してくれたと思っています。」と語る。
近い将来のWindows10の導入や継続的な運用改善についての展望を語り、「全般的な要望としては、機能追加や新しいOSへの対応もすぐに行い、どんどん実績を作っていって欲しい。」と語る。
今後は、収集したインベントリ情報を基にソフトウェア資産管理機能と配布機能の利用範囲を広げ、ITAMをより活用していく予定だと言う。