
キャリアパス
社員の希望する方向性や特性を加味したうえで、個人が大きく成長できるキャリアパスの制度を用意しています。
職種
コアでは社員個人の適性に合った役割で能力を発揮することのできる、複線型の人事制度を導入しています。複線型であることにより、適材適所や多様なキャリアを実現し、ご自身の強みを最大限に発揮できる仕組みになっています。また、年齢や勤続年数に左右されることなく、優秀な人材の抜擢・登用が可能です。社員一人ひとりが自分の能力・成果に応じてステップアップできる環境が整っています。
| 技術職 | PM プロジェクトマネージャー |
プロジェクト全体の進行管理を担当します。 予算やスケジュールを守り、成果物の品質を確保する責任があります。 |
| IA ITアーキテクト |
顧客の要望にあわせて、システムやネットワークの設計・構築を担当します。 | |
| TS テクニカルスペシャリスト |
情報システムを作り上げる上で必要となる特定の技術分野に精通し、周囲にアドバイスや情報提供を行います。 | |
| 研究職 | 最先端の技術や知識を追求しつつ、社内外の連携を通じて新しい価値や事業機会を生み出します。 | |
| 営業職 | 社会課題、顧客課題などのニーズを理解し、自社の製品・サービスを組み合わせて最適な解決策を提案します。 | |
| コーポレート職 |
経営や事業活動をサポートし、会社の基盤を守ります。 |
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キャリア形成
コアでは「役割等級制度」を導入しています。この制度は、年齢や勤続年数ではなく、果たすべき役割の大きさによって等級を決定する仕組みです。たとえ若くても、難しい仕事を任され成果を上げれば評価されます。実力と責任に応じて処遇が決まる、挑戦する姿勢を重視する制度です。

キャリア形成支援(C&Cプラス)
「C&Cプラス」は、良好なコミュニケーションを築きながら、上司とキャリアの方向性や希望を共有して、将来のキャリアやライフプランの土台をつくるための制度です。ライフイベントやキャリアの節目に、新しいプロジェクト挑戦や職種転換を実現した事例も多数。希望に応じて社外キャリア相談窓口も利用でき、客観的なアドバイスも受けられます。あなたの望むキャリア形成を会社がしっかり支援します。
キャリアストーリー

工学系卒業|2011年入社
| 1年目 | 入社 プログラムの知識がない状態で入社。先輩の書いたプログラムを参考にしつつ、必死にプログラミングを勉強。並行して開発のいろはも習得。 |
| 3年目 | プログラマーとしての基礎固め 組込み開発、WEBアプリ開発、Windowsアプリ開発、モバイル開発等、多種多様なプログラミング言語、開発環境に挑戦。 |
| 5年目 | 新技術への挑戦 新技術(高速データ通信技術や汎用CPU用リアルタイムOS)を活用した、大規模シミュレーションを高速化する研究開発へ挑戦。 |
| 8年目 | ソリューション基盤の確立 顧客の業務課題に寄り添い、スマートファクトリー化に向けた基盤システム開発を主導。製造現場のDX推進と効率化を実現するソリューションの提供基盤を確立。 |
| 11年目 | ソリューションの構築 ソリューションの本格開発をリーダーとして推進。ソリューション基盤上に、お客様の業務課題を解決する機能を構築。 |
Q.入社後、最初に担当した仕事を教えてください。
入社して最初に取り組んだのは、工程管理を行うWindowsアプリケーションの開発・改修でした。2名体制のチームで、私は評価フェーズとデータベースを管理する仕組みの改修を担当しました。
このプロジェクトでは、厳格なコーディングルールや評価基準が定められていました。技術的な難しさよりも、これらを素早く理解し、日々の業務に適用することが大きな挑戦でした。結果として、品質基準を守りながら開発を進める力を身に着けることができました。また、開発言語がVB (Visual Basic) であったため、これまで学習していたC言語とのコーディング作法の違いに対応する必要がありました。この経験を通じて、異なる開発環境や言語特性に合わせて柔軟に知識やスキルを適応させる力を養いました。
Q.キャリアの中で一番大きな壁は?それをどのように乗り越えましたか?
最も大きな壁は、自分の能力をはるかに超えた知識を要求されたことでした。具体的には、「大規模シミュレーションのリアルタイム化」を検討するプロジェクトで、要件定義から設計、実装、評価まで全フェーズを担当しました。
このプロジェクトでは、物理現象を予測する大規模な数値シミュレーション基盤を構築することが目的でしたが、要求される計算速度や通信速度を高速化することが最大の技術的課題でした。従来の技術では大規模シミュレーションに対応できず、通信速度にも限界があったため、新しい技術を用いた開発が不可欠でした。
この壁を乗り越えるため、必要な技術を調査し、社内外の有識者に相談しながら課題を細分化し、一つずつ解決するアプローチを取りました。試作と検証を繰り返し、最適な方法を見つけることで高速化を実現したときは大きな達成感を感じました。この経験を通じて、高度なアーキテクチャ設計能力と既存のやり方にとらわれない柔軟な思考を培うことができました。
Q.ITアーキテクトになったきっかけや背景は?その時の気持ちを教えてください。
キャリアの中で、私は特定の技術やシステム開発において高い専門性を築いてきました。しかし、プロジェクトを重ねるうちに、いくら個々のシステムが優れていても、「他のシステムとの連携」が不十分だと機能不全に陥ることに気づかされました。この「個別最適化の限界」を感じたことが、ITアーキテクトを目指した最大のきっかけです。
「部分最適ではなく、ビジネス要求を満たす最適な全体構造をゼロから設計したい」という強い想いが芽生え、より広範な知識を学習しキャリアをシフトすることを決意しました。
Q.現在の仕事内容を教えてください。やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
現在は、製造業の顧客に向けてスマートファクトリー化を支援するソリューションの開発に携わっています。
IoTセンサーやAIを活用し、工場の設備異常を遠隔でリアルタイムに監視・検知する仕組みです。私はソリューションの取りまとめの補佐と、センサーからのデータ収集部分の開発を担当しています。
やりがいを感じる瞬間は、顧客の生産技術部門に加えIT部門や経営層とも連携し、技術面だけでなくビジネス的な課題解決に貢献できたときです。また、最新のIoTやAI技術が、社会インフラや産業の安定稼働に直結していることを実感する瞬間も、大きなモチベーションになっています。
Q.これからどんなキャリアを描いていますか?
スマートファクトリー化を支援するソリューションの構築を通じて、技術的な課題解決だけでなく、お客様の業務プロセスを根本から変革する醍醐味を感じています。
私はもともと「自ら考え、計画を立て、実行に移す」という自律的な働き方が性に合っており、そのスタイルがソリューション構築という創造的なプロセスにおいて最大限に活かせると考えています。前例のない課題に直面しても既存の枠にとらわれず、お客様と共に最適な解を導き出すことに強いやりがいを感じます。今後は、これまでの知見を活かしながら、新たな価値を生み出すソリューションを構築し、事業の発展に貢献していきたいです。
Q.学生へのメッセージ
「正解しないとダメ」「正解以外は認められない。」と思ってしまう人が多いかもしれませんが、実際に「正解」があるものはほんの一握りです。 ただ、正解はなくても「最適解」はあるはずです。最適解を出すことを意識して正解に近いところまで持って行く、そんな思考を持って色んなことに挑戦してください。

理工学系卒業|2012年入社
| 1年目 | プロジェクト配属 知識ほぼゼロで挑んだ初案件。設計書も読めず苦労の連続でしたが、先輩の指導を仰ぎながら一つひとつ乗り越えました。大変さ以上に「新しいことを学ぶ楽しさ」に目覚め、エンジニアとしての基礎を夢中で吸収した記憶があります。 |
| 7年目 | 初めてのリーダー経験 初のリーダー経験が転機です。部下の進捗管理やメンタルケアに奔走し、人を動かす難しさに直面しました。先輩の助言をもらいながら乗り越える中で、仕事はチームで成し遂げるものだと学び、過去の上司の支えの大きさを改めて実感しました。 |
| 11年目 | 営業への異動 最大の転機は、営業への異動打診です。未知の世界に不安を感じ悩み抜きましたが、「将来不可欠なスキルなら、片手間ではなく本気で習得したい」と受諾しました。培った技術力を武器に、ゼロからビジネスを学ぶ新たな挑戦を選びました。 |
Q.入社後、最初に担当した仕事を教えてください。
私が最初に担当したのは、4名体制で取り組む医療機器の開発プロジェクトでした。設計・実装・テスト工程すべてを少しずつ担当し、プログラミング経験がほぼない中、四苦八苦しながら進めました。設計書を読む難しさ、意図通りに実装する難しさに直面し、毎日、先輩のレビューと修正を繰り返しました。 入社前は「ソフトウェア開発は楽しそう」という漠然としたイメージでしたが、実際は想像以上に大変でした。しかし、一方で、自分の作成したコードでモノが動いた時の達成感と喜びは想像以上でした。技術の基礎と、大変さと楽しさの両面を肌で感じた、貴重な経験だったと感じています。
Q.キャリアの中で一番大きな壁は?それをどのように乗り越えましたか?
一番の壁は、7年目で初めてリーダーになった時です。 自分の作業範囲も広く、休みの日も仕事が頭から離れないほど余裕がありませんでした。自分のことだけで手一杯なのに、部下の悩み相談や管理もしなければならず、どう動けばいいか本当に悩みました。そこで先輩に相談し、アドバイスをもらいながら「手は出しすぎず、でもしっかり支える」という距離感を身につけていきました。この経験で、自分が過去のリーダーたちにどれだけ守られていたかを知り、「仕事は一人ではなくチームでやるもの」という意識へ変わるきっかけになりました。
Q.営業職にキャリアチェンジしたきっかけや背景は?その時の気持ちを教えてください。
営業への転身は、会社からの突然の打診がきっかけでした。10年間技術のみを行ってきたため、業務への理解も乏しく決断に悩みましたが、将来的なスキルの必要性を感じ「技術を活かした営業力を磨こう」と決意しました。 着任後は、顧客の本当の悩みを引き出す手法や、戦略的なアポイント獲得、相手の心に響く提案など、営業として必要なスキルの習得に注力しました。 技術職で培った知見を武器に、周囲からどん欲にノウハウを吸収しながら、一つひとつの業務に一歩ずつ着実に取り組んできました。こうした挑戦が、営業として4年目を迎えた現在の基盤となっていると思います。
Q.現在の仕事内容を教えてください。やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
現在は、顧客の悩みから解決策を導き出す提案営業を担っています。顧客自身も課題を把握しきれていないことが多いため、ニーズを形にする難しさがありますが、そこが腕の見せ所でもあります。 技術職を経験したからこそ、システム開発に理解があり、それが実現性の高い提案に繋がっていると実感しています。どうすれば解決できるかを調べ、周囲と協力して提案を練る時間は「ソフトウェア開発」の楽しさに通じます。 自分のアイデアが認められ、顧客が前向きに動き出す瞬間は最高の喜びです。複数の案件を並行し、関心のある分野を自ら追求できる営業職の自由さに、今は大きなやりがいを感じています。
Q.これからどんなキャリアを描いていますか?
現在は、新規ソリューションの立ち上げを任されており、その確立が直近の目標です。 技術職の経験を活かし、システム構成等を具体的にイメージできる点は強みですが、真に役立つものは現場のリアルな声の中にしかありません。そのため、想像にとどまらず、徹底したヒアリングと調査を重ね、運用に耐えうる実効性の高いソリューションを練り上げることに日々奔走しています。営業職である以上、数字での貢献は不可欠です。まずはこのソリューションを成功モデルとし、将来的には全国へ展開することで、会社の売上を大きく牽引する柱へと育て上げたいと考えています。
Q.学生へのメッセージ
当社は風通しが良く、私自身が技術から営業へ挑戦したように、入社後も柔軟にキャリアを描ける環境があります。 IT未経験者や文系出身でも、意欲さえあれば周囲から吸収して第一線で活躍できる環境がコアにはあると思います。 就職活動は体力も気力も使いますが、自身の未来とじっくり向き合える貴重な時間です。大変な時こそ、その過程を楽しんでください。 私たちがそうであったように、皆さんにも新しい可能性との出会いが待っています。

情報系卒業|2018年入社
| 1年目 | 入社・エンジニアとして始動 開発部門へ配属され、コード移植開発を担当。技術のロジックを深く学ぶ一方、一人で取り組むのではなくチーム連携や対話が不可欠であることを知り、仕事の基礎を築く。 |
| 4年目 | 公共システム開発を担当 社会基盤を支える公共機関向けシステムの開発に携わり、専門的な業務ノウハウを蓄積。現場感覚と技術的な視点を養い、後の営業活動における提案力の源泉となる貴重な経験を積んだ。 |
| 6年目 | 6ヶ月間の育児休業を取得 第一子の誕生を機に育休を取得。上司や仲間の理解と協力により、育児に専念できた。家族との絆を深めると同時に、効率的な働き方への意識が一段と高まった。 |
| 7年目 | 復帰後の葛藤と両立の工夫 復帰直後のブランクは、顧客や仲間に正直に頼り乗り越えた。仕事と育児で増えるタスクを可視化して管理し、制約がある中で成果を出す現在のスタイルを確立した。 |
| 8年目 | 開発から営業部門へ異動 技術の知見を活かすべく営業へ。お客様の課題に技術的裏付けを持って応える「ハイブリッドな専門家」として再始動。今後は誰もがライフイベントと仕事を両立できるチーム作りにも貢献したい。 |
Q.入社後、最初に担当した仕事を教えてください。
入社直後、コード移植開発プロジェクトに配属されました。既存の制御システムを最新環境へ移行する大規模な刷新案件で、一部の機能実装とテストを担当しました。当初は専門用語も分からず、既存コードの意図を汲み取ることに苦労しましたが、粘り強く仕様書と向き合い、先輩の指導を仰ぐことで無事期日内に完遂できました。この経験から技術の裏側にあるロジックを深く学び、プログラミングの本質を理解する土台を築けたと感じています。入社前は一人で黙々と作業するイメージでしたが、実際はチーム連携が不可欠であり、対話の重要性を知ったことが一番のギャップでした。
Q.仕事と育児を両立する中で一番大きな壁は?それをどのように乗り越えましたか?
最大の壁は、育休復帰後の「限られた時間の中で、以前と同等の成果を出すこと」でした。半年間のブランクで業務内容を忘れてしまった部分は、知ったかぶりをせず正直に顧客へ伝え、教えを乞いながら確実に理解して取り組むことを徹底しました。 また、日頃からメンバーとの情報共有や密なコミュニケーション、助け合いを意識して行動しました。その結果、自分が突発的に休むことになっても、周囲が積極的にフォローに入ってくれる体制を築くことができ、プロジェクトを滞りなく進めることができました。この経験から、誠実に向き合う姿勢と、制約があるからこそ生まれる「周囲との信頼関係」や「仕組みづくりの重要性」を学び、大きな自信となりました。
Q.会社の制度やサポートで助かっていることはありますか?
特に助かったのは、男性の長期育休を快く受け入れてくれる社風です。上司が嫌な顔ひとつせず背中を押してくれたことで、迷いなく家族を優先できました。驚いたのは半年間の育休中、仕事の連絡が一度もなかったことです。会社全体で「育児に専念する時期」と尊重してもらえたおかげで、心穏やかに過ごせました。 また、金銭面のサポートも手厚かったです。加入しているTJK(東京都情報サービス産業健康保険組合)から、法定給付に加え付加給付が支給されたのは非常に心強かったです。制度が形だけでなく、周囲の理解や経済的な支えを伴って運用されていることに、強い安心感と感謝を覚えました。
Q.現在の仕事内容を教えてください。仕事と育児する上で工夫していることはありますか?
現在は営業職として、社会基盤を支える公共機関向けシステムの提案から見積、デモ実演までを一貫して担当しています。私は開発部門でこの分野のシステム構築に約5年間携わってきたため、その際に培った業務ノウハウと現場感覚を活かし、お客様の真の課題に寄り添った提案ができることが強みです。 育児との両立では、詳細なメモを残すことを心掛けています。自分のタスクや知識を、後で見返した際に当時の思考を鮮明に再現できるレベルまで細かく記録しています。仕事と育児で脳の負荷が増える中、あえて「脳に記憶させない」ことで、今やるべき仕事に全力で集中でき、限られた時間の中で効率よく業務を遂行できるよう工夫しています。
Q.これからどんなキャリアを描いていますか?
今後は、開発現場で培った技術的知見と営業スキルを融合させ、お客様の要望に技術的な裏付けを持って即座に応えられる「ハイブリッドな専門家」を目指したいと考えています。育児との両立を通じて「限られた時間で成果を出す仕組み作り」や「周囲との助け合い」の重要性を痛感しました。 将来的には、自身の経験を活かし、メンバーがライフイベントに直面しても、チーム全体でフォローし合いながら着実に成果を出せる組織づくりに貢献したいです。仕事も家庭も大切にしながら、柔軟かつ高いパフォーマンスを発揮し続けることで、性別を問わず後輩たちが将来に希望を持てるようなロールモデルとなることが目標です。
Q.学生へのメッセージ
仕事は時に泥臭く、自分の力不足やブランクに焦ることもあります。私自身、育休復帰時や異動直後は戸惑いも多く、決してスマートな姿ばかりではありませんでした。ですが、状況を正直にさらけ出したとき、当時の上司や仲間はそれを否定せず、どうカバーするかを一緒に考えてくれました。会社全体というより、目の前の仲間と泥臭く補い合えるのがこの場所のリアルです。飾らない皆さんのままで、ぜひ飛び込んできてください!

情報系卒業|2020年入社
| 1年目 | 入社 コロナ禍での入社だったため、社内研修中はほとんど在宅勤務でした。 社内のルールを覚えたり、先輩方の顔と名前の一致に時間がかかりました。 |
| 3年目 | 新入社員の教育係を経験 新入社員教育を通じて、相手に伝わるように話す、相手の意図を汲み取ることの難しさを改めて感じました。 |
| 6年目 | 育休取得後、復帰 育休復帰後は、想像よりもせわしない日々でした。とにかく周りに助けていただけるように声をあげること、物事を整理することが大事だと感じました。 |
Q.入社後、最初に担当した仕事を教えてください。
入社して最初に任されたのは、高齢者向け薬剤管理システムの開発でした。入力チェック機能や一覧データ出力、処方箋PDFのフォーマット作成など、画面定義からコーディングまで幅広く担当しました。当時一番悩んだのは「報連相」。どのタイミングで相談すべきか、どう伝えればいいか迷う日々でした。しかし、先輩は常に快く時間を割いてくれたおかげで、一人で悩む時間の方がもったいないと思えるようになり、積極的に質問する姿勢が身につきました。この経験は、今の仕事にも生きています。
Q.仕事と育児を両立する中で一番大きな壁は?それをどのように乗り越えましたか?
育休復帰後、最初にぶつかった壁は「体調管理」でした。子どもが保育園に入ったばかりの頃は、頻繁に体調を崩し、休暇を取って看病する日々。自分も体調を崩さないよう気を張りすぎて、ストレスを感じることもありました。そんな時、育児に理解のある社員が多く、協力体制を強化してもらえたことで、仕事と育児の両立が可能になりました。3ヶ月ほどで子どもも保育園に慣れ、体調不良は減少。周囲に助けてもらった分、遅れを取り戻すために懸命に仕事に取り組みました。
Q.会社の制度やサポートで助かっていることはありますか?
在宅勤務と、その中での中抜け制度は、私にとって大きな助けになっています。会社から保育園までは1時間近くかかりますが、家からだと15分程度。お迎え時間も短縮でき、子供を病院へ連れていく際も帰宅後に業務を再開できるので、時間の使い方が大きく変わりました。さらに、時短勤務や急な休暇にも柔軟に対応していただき、会議の時間や作業量を常に考慮してもらえる環境があります。申し訳なさは感じつつ「無理せず働ける」ことに心から感謝しています。
Q.現在の仕事内容を教えてください。仕事と育児する上で工夫していることはありますか?
現在は、部品の廃盤時に必要な最終購買数を計算するシステムを新規開発し、3人チームのリーダーを務めています。時短勤務や突発的な休暇があるため、作業を属人化しない工夫を重視。進捗共有や手順書の整備、フォーマットの作成を行い、担当者以外も作業できる体制を整えています。個人的には、付箋にポイントを書いて目につく場所に貼り、作業再開時のロスを減らすなど、アナログな工夫も取り入れています。
Q.これからどんなキャリアを描いていますか?
復帰後初めてプロジェクトリーダーを任されましたが、まだ期待に応えられていないと感じています。まずは「信頼して任せてもらえるリーダー」になることが目標です。育児は1年目で、仕事の両立はまだ手探りですが、少しずつ自分なりのベストバランスを見つけたいと思っています。今後は資格取得にも挑戦し、多忙な状況でも楽しみながらキャリアアップを目指していきます。
Q.学生へのメッセージ
育児と仕事の両立は決して楽ではありませんが、うまくいかない日々もいつか「必要な時間だった」と思えるはずです。周囲に助けを求めながら、一歩ずつ進んでいくことができます。どんな状況でも「今できること」を積み重ねることが大切。皆さんのこれからを応援しています。

理学系卒業|2004年入社
| 1年目 | 技術者としての基盤構築 先輩社員の指導のもと、携帯電話アプリの評価を担当。自身が関わった製品が世に出た瞬間の感動は大きく、プロのエンジニアとしてのやりがいを確信する原点となった。 |
| 6年目 | 専門性の確立と飛躍 専門分野である組込み技術スキルを確立。スマートフォンの複数機能開発をリーダーとして牽引、プロジェクトを成功に導き業績に貢献。技術者としての自信とプロジェクトをまとめるリーダーシップの基礎を培う。 |
| 15年目 | 新規分野へのチャレンジ 未経験の車載分野へ挑戦。特有の厳しい品質要件やシステム挙動の理解に苦戦したが、粘り強く技術を習得し、難関業務を完遂。この経験を通じ、顧客の課題解決に向けた確かな地力を固めた。 |
| 16年目 | リーダーシップ発揮 大規模な車載プロジェクトのプロジェクトマネージャーに抜擢。経験したことのない業務、複数拠点をまとめ上げるという困難を乗り越え、上流工程における確固たる基盤を確立。 |
| 18年目 | 部長昇格と未来への戦略構築 グローバルな外部環境の壁に直面するも、部門一丸となって取り組むことで過去最高益を達成。持続的な成長に向けて、収益を継続的に生むストック型ビジネスへの転換を見据えた戦略を実践。 |
Q.入社後、最初に担当した仕事を教えてください。
新入社員として配属後、すぐに大手メーカーの携帯電話開発に携わりました。当時の国内メーカーは熾烈な競争下にあり、国内シェア第1位の獲得に向けてものすごい熱量で開発をしており、その一旦を担うことに大きな責任を感じました。 私の役割は、スケジュールなど個人情報を管理するためのアプリ評価でした。入社前はコーディングがメインだと思っていましたが、徹底的な評価で製品の品質を守り抜くことこそが、信頼性に直結することを認識しました。 自身が関わった製品が市場にリリースされ、多くの人々に使われていることを知った瞬間、「自身の仕事が社会を動かしている」というプロとしての大きな喜びとやりがいを実感しました。
Q.キャリアの中で一番大きな壁は?それをどのように乗り越えましたか?
車載分野での経験を積み重ねてきた矢先、さらに難易度の高いプロジェクトを命じられました。当時の最大の壁は、メーカー目線での仕様設計と超短期間でのリリースでした。また仕様に問題があると莫大な手戻りコストが発生するという点も大きなプレッシャーになったと記憶しています。この壁を乗り越えるために、ソフトウェアエンジニアリングの考えに基づき、上流工程での品質担保を徹底しました。具体的には実機を待たずにシミュレータによる動作検証を導入し、手戻りを最小限に抑える工夫を実践しました。 その結果、プロジェクトを無事完遂できただけでなく、上流工程における確固たる基盤を確立し、顧客からの信頼を獲得することができました。
Q.部長を任されたきっかけや背景は?その時の気持ちを教えてください。
大規模な車載プロジェクトで培ったマネジメント力が評価され、部長に任命されました。当時は4カンパニー合同でプロジェクトに取り組んでおり、中核となるカンパニーとして責任感をもって取り組んだ点が評価されたと認識しています。拝命時は、これまで積み重ねてきたものがきちんと評価されたことをうれしく思うとともに、数十人の部員の責任を担うことに対してのプレッシャーを感じました。当時を振り返ると「断る」という選択肢は一切ありませんでした。ここでも「常に前向きに進め」という社訓が身についていたと感じています。
Q.部長職として、どのようなことを意識していますか?
戦略立案や部門運営はもちろんのこと、組織マネジメントや人材育成も部長としての大切な仕事です。 特にメンバーの心身の健康と幸福度(ウェルビーイング)を経営基盤と捉え、持続的な成長を実現する組織づくりを目指しています。メンバーのエンゲージメントと活力を高めるため、社員会行事では一社員として垣根なく全力で楽しむことも忘れてはいません。 また、事業の命運を左右する重要取引先との関係構築や、部門の代表としての直接交渉に臨むことも多く、その責任の重さを日々痛感しています。
Q.現在の仕事内容を教えてください。やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
部長就任後、主な業務が部門の戦略構築へと移る中、コロナ禍による半導体不足やアメリカ相互関税といったグローバルな外部環境の荒波に直面しました。この難局を乗り越えるため、リーダーとして部門のビジョンを明確に設定し、メンバーの強みを最大限に活かす戦略的な人材配置を徹底しました。その結果、外部環境の変化に負けない強靭な組織体制を確立。特に、顧客の課題解決に直結する提案が採用され、案件を受注できたことは、部門全体の大きな成功体験となり、メンバーのモチベーションと団結力を飛躍的に向上させています。
Q.これからどんなキャリアを描いていますか?
これまでは、先輩社員が築いた礎を最大限活かすことに尽力してきましたが、今後はこの基盤の上に、自分のオリジナリティを発揮する新たなフェーズへと進みます。私の描くキャリアは、部門をフロー型からストック型ビジネスへと転換させるための中長期的な戦略基盤を確立することです。具体的には、車載開発で培った上流工程の技術力とIoTの技術を掛け合わせることで、コアの技術力をさらに引き上げ、社会課題に貢献できるようなソリューションを提供していきたいと考えています。
Q.学生へのメッセージ
変化の激しい時代を生き抜くには、「チャレンジする力」と、それを支える「人のやさしさ」が必要です。 当社には未経験でも、その分野のプロになれるしっかりとした基盤があります。同時に仲間を信じ、助け合う文化が根付いています。私たちは、あなたの成長と幸福こそが、会社の未来だと信じています。失敗を恐れず、共に成長しましょう。




