保守サービスを充実させたい
保守BOMの説明
保守BOM(S-BOM)を管理するフレームワークです。保守BOM(S-BOM)とはService BOMのことで製品を顧客に納入した後のメンテナンス情報を管理するための部品表(BOM)です。顧客ごとのメンテナンス情報を個別に管理することで、メンテナンス履歴を把握したり、メンテナンスの必要性をアラートとして出すことが可能になります。またメンテナンス部品の発注、メンテナンス部品情報の取得などERPシステムと連携することもできます。
保守BOM(部品表)とは
保守BOMでは製品の納入先ごとにユニークな構成を作成します。ユニークな納入先の構成に対して製品のメンテナンス情報(部品交換履歴、保守目安時期など)を入力します。製造、購買部門がメンテナンス期限が近い部品を手配したり、ERP/MRPシステムから送られてくるメンテナンス情報を取り込むこともできます。
保守管理システムとの連携
保守管理システムと保守品目/構成を連携することで、問合せがあった納品先の製品のバージョン情報や過去に発生した障害情報と照らし合わせて保守対応業務を円滑且つタイムリーに進めていくことが可能です。 作業完了後の実績情報(交換した部品/ユニット)などをPDMに反映することで、設計者も変更された最新の情報を参照することが可能になります。 また、ERPなどに作業工数などの情報も連携することもできます。
保守管理システムとの連携例
※ 上図はアステア インターナショナルジャパン社が取り扱っている「AsteaAlliance」との連携イメージになります。
アステア インターナショナルジャパン株式会社は、顧客管理、サービス管理、資産管理、返品管理、返品修理管理、モバイルソリューションを含むサービスライフサイクル管理における全ての機能を提供する唯一のソリューションプロバイダです。 1979年に創業以来、AsteaAllianceは保守サービスにおける全ての領域をカバーしたシームレスなソリューションです。 見込み客の獲得からプロジェクト見積もり、サービス提供、請求、設置機器の廃棄まで、サービスライフサイクル全体をサポートし、重要なビジネスプロセスをシームレスに同期・最適化します。 高度なコミュニケーションを通じ、応答時間の短縮と顧客毎に最適で一貫したサービス提供により顧客満足度の向上を支援します。