多彩な機能
ベースパッケージ
OpenPDM核のベースパッケージとしての主な機能は下表の通りです。
機能名 | 機能詳細 |
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マスタ管理(品目、図面、文書など) | マスタ情報の管理します。それぞれのマスタについて個別の属性情報を持たせることができます。 |
BOM管理 | 製品設計に必要な設計BOM、受注設計に必要な受注BOMを管理します。登録、編集、閲覧など様々な権限の設定ができます。 |
構成一括変更 | 指定したアイテムを子に持つ構成を一括で変更します。共通部品の一括取り換え時などに非常に便利です。 |
BOM比較表 | 部品表の比較を行います。差分を確認し、必要に応じて構成の追加、削除、更新を行うことができます。 |
マルチファイル管理 | アイテムにファイルを関連付ける機能です。1アイテムに複数のファイルを関連付けることもできます。 |
簡易検索機能 | 基本画面から直接検索条件を入力して検索を行います。無駄なダイアログなどは開かなくて済むのでスムーズにアイテムの検索を行うことができます。 |
設計変更管理 | 設計変更時に確定データをコピーする機能です。コピーしてできた部品表を編集してワークフローで承認し、確定情報とします。 |
作業領域管理 | ベースライン(確定データを保管する領域)とワークスペース(設計変更中のデータを保管する領域)のエリアでマスタを管理します。それぞれのエリアに権限設定ができます。 |
変更点抽出機能 | 設計変更前のデータと設計変更中のデータとの変更点(差分)を抽出します。変更点のみセルの色が変わります。 |
履歴(版)管理 | 版数(リビジョン)が上がるたびに旧版を履歴として残します。バージョンツリー展開などの機能を使えば指定したアイテムの過去の履歴が一目でわかります。 |
ワークフロー機能 | アイテムを複数ユーザで承認(例:申請→検図→承認→出図など)する機能です。お客様の業務体系に応じて柔軟にフローを作成することができます。 |
ブックマーク機能 | よく閲覧したり、編集するアイテムをユーザ単位で保管しておく機能です。再検索する手間を省き、作業時間を短縮することができます。 |
マトリクス部品表 | 複数の部品表をマトリクス形式で表示する機能です。バリエーション違いの部品表などを比較するときに便利です。比較画面から編集作業も行うことができます。 |
フレームワーク
OpenPDM核のフレームワークとしての主な機能は下表の通りです。
機能名 | 機能詳細 |
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製造準備BOMの管理 | 製造部品表(M-BOM)を作成するための製造準備BOMを管理します。設計部品表の変更がスムーズに製造準備BOMに反映されることで、製造BOMの作成が容易になります。 |
設計BOMから製造準備BOMの作成 | 設計部品表(E-BOM)から製造準備BOMを作成します。ボタン一つで製造準備BOMを作成することができます。 |
作業工程管理 | 作業工程を構成に紐づけることができます。同じ設計部品表でも製造段階で工程が異なる部品表の管理などに便利です。 |
保守部品表(S-BOM)の管理 | 保守部品表(S-BOM)を管理します。製品納入後の保守(メンテナンス)情報を管理することができます。 |
部品交換履歴管理 | 部品の保守(メンテナンス)交換の履歴を管理します。過去にどのような保守(メンテナンス)を行ってきたかを確認することができます。 |