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2019年7月12日 | リリース | コアITAM v5.7.1.4をリリースしました。 |
2019年7月12日にリリースしたコアITAM v5.7.1.4のリリース情報です。
コアITAM v5.7.1.4では主に以下の内容に対応しています。
○ITAMv5.7.1.1の仕様変更「ライセンス過不足レポートへの統合」の対応による影響で
以下2つの不具合が発生し、結果としてSPCライセンスのポリシーチェックの機能
である「ソフトウェアライセンス照合機能」が動作しない状態となっておりました。
・利用ソフトウェア照合スケジュールのメニューが表示されない
・利用ソフトウェア照合スケジュールの設定が削除されてしまう
影響を受けるお客様:SPCライセンスを購入されており、ITAMv5.7.1.1でポリシーチェックの機能
「ソフトウェアライセンス照合機能」を利用しているお客様
本バージョンを適用することで、利用ソフトウェア照合スケジュールのメニューが
表示されるようになりますが、元々設定されていた利用ソフトウェア照合スケジュー
ルの設定が削除されたままの状態のため、Webコンソールのメニューの「システム設定」-
「資産管理設定」- 「照合スケジュール設定」-「利用ソフトウェア照合スケジュール」
からスケジュールを再設定して頂くようお願いします。
○ブラウザの言語設定が英語の場合、PCの詳細画面の「ソフトウェア情報」、
「パッチ適用状況」タブをクリックするとエラーとなる不具合を修正
また、ITAMv5.7.1での対応内容は以下になります。
対応項目 | 内容 |
---|---|
ITAM システム要件の追加 | サーバーOSのシステム要件追加 ・Microsoft Windows Server 2019 DBサーバーのシステム要件追加 管理ツール、及びクライアントOSのシステム要件の追加 |
リモートコントロール(ITAM-RC) システム要件の追加 | ITAM-RCコンソール、クライアント OSのシステム要件の追加 ・Microsoft Windows 10(1709,1803,1809) ・Microsoft Windows 10 Enterprise 2019 LTSC |
資産データの変更履歴を表示する機能追加 | 資産の詳細画面から変更履歴を表示できるようにいたしました。なお、変更履歴の保存期間は1日~365日内で任意に設定することができます。 |
資産情報可視化ツールからWebコンソールの検索結果を呼び出す機能追加 | 資産情報可視化ツールの検索結果からWebコンソールの検索結果を呼び出せるようにいたしました。また合わせて、検索結果の資産の編集および操作を実施できるようにいたしました。 |
資産情報可視化ツール廃棄資産検索の改善 | 資産情報可視化ツールでの検索時、「廃棄資産を含む」のチェックボックスを追加し、廃棄資産の有無の切り替えがスムーズに実施できるようにいたしました。 |
ITAMライセンスキーの登録方法改善 | ライセンスキーの登録方法を各機能ごとにライセンスキーを入力する形式から、1ファイルで登録する形式に仕様変更いたしました。 |
ITAMライセンスキーの利用状況画面の改善 | ITAMの「ライセンス利用状況」画面を、保有および利用ライセンス数が把握しやすいように改善いたしました。 |
BitLockerの回復キー情報を取得する機能を追加 | BitLockerを設定している端末において、インベントリ収集項目にBitLockerの回復キーを追加いたしました。なお、閲覧権限はDB Manager以上となります。 |
インベントリ収集時の収集タイミング追加 | インベントリ収集のスケジュールに、「インベントリ最終送信時から一定期間経過時に再スキャンを行う」という設定を追加いたしました。 |
デバイスID重複時のエラーメッセージ改善 | インベントリ登録時にデバイスIDが重複した際、重複した資産Noをサーバーログに出力するようにしました。これにより、デバイスIDが重複しているクライアントPCの把握が可能となります。 |
スイート製品管理機能の追加 | OfficeやMSDNなどをスイート製品としてひとまとめに登録できるようにいたしました。 |
ソフトウェアライセンスに紐づくソフトウェア製品マスタの数の仕様変更 | ソフトウェアライセンスに紐づくソフトウェア製品マスタの最大数を20→100に拡張し、OfficeやMSDNなどのスイート製品のソフトウェアをより多く登録できるようにいたしました。 |
ソフトウェアライセンスのライセンス数の超過制限設定の追加 | 設定しているソフトウェアライセンスのライセンス数を超える紐付けを禁止できるようにいたしました。 |
PCの詳細画面の「ソフトウェア情報」タブにおいて、ソフトウェア製品マスタに登録されているか否かの項目を追加 | PCの詳細画面の「ソフトウェア情報」タブで、インストールされているソフトウェアが、ソフトウェア製品マスタに登録されているかを判断できるようにいたしました。 |
ライセンス過不足レポートへの統合 (旧来のライセンス集計レポートを削除) | ライセンス監査時に有効活用可能な「ライセンス過不足レポート」をVer5.6.1で追加したことにより、不要となった下記のレポートを削除いたしました。 ・利用ソフトウェア集計レポート ・製品別ライセンス集計レポート ・プロダクトID別ライセンス集計レポート ・ユーザー別ライセンス集計レポート |
ライセンス過不足レポートの「無制限を含む」の仕様変更 | ライセンス過不足レポートの「無制限を含む」を設定した際、「無制限」と「購入数指定」の区別が可能となります。 |
利用ソフトウェア管理台帳アラートの検索条件の追加 | 利用ソフトウェア管理台帳アラートの検索画面において、検索条件は「部分一致」のみでしたが、「等しい」、「等しくない」の検索条件を選択できるようし、特定のソフトウェアを除外条件に設定する等の細かい検索条件を指定できるようにいたしました。 |
機能追加に加えて、不具合の修正も行っております。
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